• 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2丁目17-6 ゆう文ビル3F
instagram
03-6233-8299

WEB予約

LINE予約

WEB問診

ヘッダー画像

胃がん

胃がん|高田馬場駅前メディカルクリニック|新宿区の消化器、内視鏡、内科・外科・肛門科

概要

胃がんは、胃の粘膜にできる悪性腫瘍で、日本では依然として発症数の多いがんのひとつです。

 

早期の段階ではほとんど症状が出ないことが多く、定期的な胃カメラ検査による早期発見が極めて重要です。

 

進行すると、食欲不振や体重減少、貧血、胃の不快感、吐き気などの症状が現れることがあります。

 

発見の時期によって治療方針や予後が大きく変わるため、早期診断・早期治療が何より大切です。

原因

胃がんの主な原因として、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)感染が挙げられます。

 

ピロリ菌は幼少期に感染し、慢性胃炎を引き起こし、長年の炎症が続くことで胃粘膜の細胞が変化し、がんが発生しやすくなります。

 

また、塩分の摂りすぎ、喫煙、過度の飲酒、野菜や果物の不足もリスクを高めます。

 

家族に胃がんの既往がある場合や、過去に胃切除を受けた方では、発症リスクが高くなることが知られています。

 

ピロリ菌が陽性の場合は除菌治療を行うことで、将来の胃がん発症リスクを減らすことが可能です。

症状

早期胃がんは自覚症状がほとんどなく、健診や人間ドックで偶然見つかることが多いです。

 

進行すると、食欲が落ちる、体重が減る、胃の痛みや不快感、吐き気、貧血、黒色便(出血)などが現れる場合があります。

 

しかし、これらの症状は胃炎や潰瘍でも起こりうるため、症状だけで胃がんを判断することはできません。

 

「なんとなく胃の調子が悪い」と感じる程度でも、長く続く場合は一度胃カメラ検査を受けることをおすすめします。

検査・診断

胃がんの診断には**上部消化管内視鏡(胃カメラ)**が最も有効です。

 

内視鏡で胃の粘膜を直接観察し、色調の変化や表面の不整、陥凹・隆起などの異常を確認します。

 

病変が疑われる部位からは組織を採取(生検)し、病理検査でがん細胞の有無を調べます。

 

がんと診断された場合は、CTや超音波内視鏡検査などを行い、周囲臓器への広がり(深達度)やリンパ節転移、遠隔転移の有無を評価します。

 

これらの結果をもとに、内視鏡治療・手術・化学療法など、最適な治療方針を決定します。

治療

治療法は、がんの進行度(ステージ)によって大きく異なります。


早期胃がん(粘膜内にとどまる、転移のない病変)であれば、**内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD**によって胃を切らずにがんを取り除くことが可能です。

 

ESDは胃カメラを用いて、がんを含む粘膜を一括で切除する方法で、身体への負担が少なく、入院期間も短いのが特徴です。

 

一方、がんが粘膜下層より深く進行している場合やリンパ節転移が疑われる場合は、**外科手術(胃切除術)**が必要になります。

 

手術ではがんのある部分の胃と周囲のリンパ節を切除し、再建します。近年では腹腔鏡下手術など低侵襲の方法も普及しており、術後の回復が早くなっています。

 

さらに、進行がんや再発例では、抗がん剤治療(化学療法)や分子標的薬免疫チェックポイント阻害薬などを用いた治療が行われます。

 

これらの薬物療法は、延命や症状の軽減を目的に個々の病状に合わせて選択されます。

 

治療後は、再発や転移を早期に見つけるために、定期的な内視鏡検査やCT検査が必要です。

 

ピロリ菌感染が残っている場合は、除菌治療を行うことで新たながんの発生を抑えることができます。

 

また、塩分の摂取を控え、バランスの取れた食生活を心がけることも再発予防に役立ちます。

まとめ

胃がんは、早期に発見できれば内視鏡での切除が可能であり、根治が期待できる病気です。

 

しかし、自覚症状が乏しいため、定期的な胃カメラ検査が最も重要な予防策です。

 

当院では、苦痛の少ない内視鏡検査を行い、胃炎やポリープの段階から適切にフォローすることで、胃がんの早期発見と再発予防に力を入れています。