【内視鏡専門医(副院長)】胃カメラ&大腸カメラの体験レポ
- 2022年5月16日
- 副院長コラム
目次
内視鏡専門医である私が胃カメラ・大腸カメラを決意
40歳になるタイミングで大腸カメラを受けよう、そう決めていました(胃カメラは今までも毎年受けていましたが)。
2022年3月に高田馬場駅前メディカルクリニックが開院し、せっかくなので自分の勤めるクリニックで胃カメラ&大腸カメラを受けることにしました。
胃カメラ・大腸カメラの流れ
検査前日・・・
- 前日は消化のよい食事を21時までに済ませて、プルゼニド(お腹を動かす下剤)3錠内服。
- 初めてのプルゼニド内服でドキドキするも、夜中にトイレで起きることもなくグッスリ就寝。
検査当日・・・
- 当日、朝9時半にクリニック到着。
- 看護師の丁寧な指導を受け、13分おきにコップ一杯ずつニフレック(経口腸管洗浄剤)を内服開始(total 2L)。味はポカ〇スエットを薄く苦くしたような・・・、「飲めない味じゃないな。案外イケる口かも!」と順調に飲み進めました。
下剤内服中は落ち着いたフカフカのリクライニングチェアに座って、外をのんびり眺めたり、持参した本を読んだり、スマホをいじったり(コンセントは自由に使えるのでスマホの充電も安心!) - ちょうどニフレック1L内服したあたりで、お腹がゴロゴロ動き出し、トイレに通うようになりました。
- ここがポイント!!リクライニングチェアとトイレの距離、わずか2mほど!!
急にお腹がゴロゴロしても、すぐそばにトイレがあるこの安心感!!そして、内視鏡検査専用トイレは2つあるので、トイレが埋まっている心配はありません。トイレは自動で蓋が開閉するので直接蓋に触れることなく座ることができ、とても清潔。スタッフが定期的にトイレ掃除をしているので、トイレに通うストレスは全くありませんでし た。 - ニフレック3/4くらい飲み進めると・・・「味に飽きてきたな~。急に手が止まるな~。」とペースダウン・・。そこで看護師が準備してくれていた、飴を舐めたり、院内に準備されているミネラルウォーターを飲んだりしながら無事にニフレックtotal2L内服完了。その頃にはお腹もスッキリ!
いよいよ検査室へ・・・
- 専用の更衣室で検査着に着替えて(検査用パンツの“穴”が前でなく後ろにくるように注意して!)、内視鏡室へ入室。
- 横になって、看護師が点滴・血圧測定・酸素飽和度測定の準備を進める様子を横目で見ながらちょっぴりドキドキ・・・
- 「では検査を始めましょう」という廣澤院長の合図で、鎮静剤を入れて頂き・・・
- スヤスヤ・・・
- 「はい、胃カメラ終わりました。では大腸カメラに移るので寝る向きを変えましょう」の掛け声。体の向きをよっこらしょ。
- 再びスヤスヤ・・・
- 「はい!胃カメラ・大腸カメラ無事に終わりましたよ。お疲れ様でした。」の掛け声。「え?もう終わったの??胃カメラ・大腸カメラ両方とも??」
- リクライニングチェアに再び移動して、鎮静剤が覚めるのをゆったり待つこと30分程度。
- 更衣室でお着替え。
- 診察室で廣澤院長から実際の内視鏡写真を見せて頂きながら、一つ一つの検査結果の説明を受けて・・
- 会計して終了。
感想:「下剤内服はちょっとだけ大変だけど、検査は全く辛くない!!これならストレスなく毎年受けられる!!」
内視鏡専門医として、毎日、胃カメラ・大腸カメラを施行する立場である私が実際に高田馬場駅前メディカルクリニックで胃カメラ・大腸カメラを受けてみました。
患者の立場で体験してみて、下剤内服の環境を整えること(リラックスできるリクライニングチェア、清潔なトイレ、看護師の優しいサポートなど)がストレスのない検査に繋がる、ということを実感しました。
もちろん一番肝心な「痛みのない内視鏡検査・正確な診断・確実な内視鏡治療」を実践することは廣澤院長と私が自信をもって皆様にお約束いたします。
これからも、「リラックスした環境での下剤内服」、そして「痛みのない内視鏡検査・正確な診断・確実な内視鏡治療」を皆様に確実に提供できるよう日々精進してまいります。
これからも高田馬場駅前メディカルクリニックをどうぞよろしくお願い致します。
高田馬場駅前メディカルクリニック
【診療内容】内科・外科・消化器内科・内視鏡内科・肛門治療・総合診療科に対応致します。
年末年始除く土日祝も診療
女性のための女性医師による内視鏡✨
高田馬場駅前メディカルクリニック
院長 廣澤 知一郎
高田馬場駅前メディカルクリニック
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