【事務長】内視鏡検査体験談
- 2022年5月29日
- スタッフコラム
はじめに
開院して3か月。
ありがたいことに少しずつ地域の方々に認知されてきた様に感じます。
「ここに来れば身体のどんな不調でも相談できる!!」
そんな地域の方々の安心につながる存在になりますよう日々精進しております。
さて、前回の事務長ブログで書きましたように、先日当院で胃・大腸内視鏡をしてもらいました。
今回は、当院での内視鏡検査を従来の内視鏡と比較しながら、私の体験をお話いたいと思います。
従来の内視鏡検査との比較レポ
当院の大腸カメラは二酸化炭素を使ってお腹を膨らませるため、通常の大腸カメラよりもお腹が張らなくて楽!!というのが売りです。それがどのくらい楽なのかは比較した人しかわからないことです。
今回私が体験いたしましたので皆様にご報告させていただきます。
従来の内視鏡検査
私は『好酸球性胃腸炎』という持病を持っております。
好酸球が腸に異常に集積し炎症を起こし腹痛が続きます。
異変は1人目の出産後1か月してからでした。
毎日のようにみぞおち辺りに鈍痛があり病院に行っては薬をもらい試す、でも効果がなくまた別の薬を頂き試す。それを繰り返す日々を半年くらい続けるとだんだん症状もなくなり普通に生活を送れるようになりました。その後九州の大分県に転勤となり2人目を出産しました。
すると今まで以上に辛い鈍痛を感じるようになりました。どんな薬を飲んでも何をしても効果なし、、身内が近くにおらず乳飲み子を抱えながらの通院もなかなかできず、痛みを紛らわす方法がゆずやミスチルの歌を歌って気を紛らわす、、、そんな孤独な日々をおくっていました。
子供が独り立ちするまでは絶対に自分は元気にいたい!元気でいなければならないという思いから大腸カメラをしてもらう決意をしたのでした。
母親に子供を見ていてもらうため大分まで飛行機で来てもらいました。0歳と2歳にならない子を預けるのは母しかいません。ぎりぎりまで家にいようと決め、家で下剤のニフレックを2L飲みました。後ろ髪を引かれる思いで病院に向かいました。
病院についてからはそんなに待つこともなく採血、大腸カメラをしてようやく痛みの原因が解かったのです!!
『好酸球性腸炎』聞きなれない病名でしたが、医師は「ステロイドが著効するので早速治療を始めましょう!」とおっしゃっていただき、やっと一筋の光が見えたことに安堵の思いで小走りしながら子供たちの元へ向かいました。
タクシー乗り場に向かう途中、お腹がものすごく張っているのでガスが“スー”とか“ブー”とか出てしまうのです。この時はまだ若かったので外でガスが出てしまう恥ずかしさを今でも強烈に覚えています。
結局、交通機関は電車もバスもない場所でタクシーにも乗らず歩いて家に帰りました。時折、“ブー”とガスを出しながらなんと1時間歩く羽目に、、。
それが20年以上前の大腸検査です。
その後どんどん内視鏡の機器が改良されたのかそこまでお腹が張って苦しいとは思わなくはなりました。好酸球性腸炎もたまに悪さをする程度で2年に1度は大腸内視鏡検査を続けてきました。
当院の内視鏡検査
そして今回当院の二酸化炭素(炭酸ガス)を使った大腸内視鏡検査は以前の検査とどのくらい楽なのか、、、実体験レポートさせていただきます!!
腹部膨満感や、終わった後ガスを出したくなるという感覚もなくとても楽でした。
検査後、当院のリクライニングチェアが寝心地よく夕方まで寝入ってしまいました。本当に知らない間に検査が終わり、起きたころにはお腹も張っておらず本当に今までで一番楽な大腸内視鏡検査でした。
二酸化炭素はなぜそんなにお腹が張らずに済むのでしょう。
理由は二酸化炭素は空気に比べ体内の吸収は200倍以上もある点です。その結果、検査終了後の腹部膨満感や不快感がかなり軽減されます。
そのため、よりスムーズで安心安全な内視鏡検査を皆様に提供させていただくことが可能なのです。
最後に
高田馬場の医療モールとしての役割は
『地域の皆様がどんな時でもどのようなことでもここに駆け込めば何とかしてくれる!!』
そのような安心感を皆様にお届けすることだと思います。そのことをモットーにクリニックづくりを今後も続けて参ります。
高田馬場駅前メディカルクリニック 事務長 廣澤 知代
高田馬場駅前メディカルクリニック
【診療内容】内科・外科・消化器内科・内視鏡内科・肛門治療・総合診療科に対応致します。
年末年始除く土日祝も診療
女性のための女性医師による内視鏡✨
高田馬場駅前メディカルクリニック
院長 廣澤 知一郎
高田馬場駅前メディカルクリニック
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