大腸内視鏡検査はどんな姿勢で受ける?きれいにならない対処と苦痛が少ない治療法

- 2023年8月8日
- 院長コラム
大腸カメラの内視鏡検査を検討していても、検査の詳細や流れがわからず迷っている人は少なくありません。
大腸内視鏡検査は横向きの姿勢で苦痛を少なく施行可能、きれいにならない時の戦略もあるため、当院ならスムーズに疾患を見つけて治療できます。
今回は大腸内視鏡検査の前処置と検査の流れ、苦痛が少ない理由と疾患の治療法について詳しく解説していきましょう。
\東京の大腸カメラ検査なら当院へ/
きれいにならない?大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査ってどんな検査?
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べる検査です。
高田馬場駅前メディカルクリニックでは、内視鏡学会専門医が胃カメラ・大腸カメラ共に検査を担当。
精度を高めるために最新型の富士フィルム6000システムを導入し、鎮静剤・鎮痛剤を使用して苦痛を少なく検査を受けられます。
大腸内視鏡検査の前日
大腸内視鏡検査の前日は、朝昼晩消化が良く大腸に残りにくい食事を摂り、晩御飯は21時までに済ませなければなりません。

夕食後から就寝前にかけては、プルゼニド(お腹を動かす下剤)を3錠内服していただきますが、水、薄いお茶、スポーツドリンクは夜間でも摂取可能です。
翌日の大腸内視鏡検査に備えて、早めの就寝を心がけましょう。
内視鏡検査はきれいにならないと×
大腸内視鏡検査では、大腸の中に便が残っていると観察が妨げられてしまい、正確な診断が難しくなります。
病変の見落としやカメラの挿入に支障をきたさないために、検査前に大腸の徹底的な洗浄は必須。
検査当日は、腸管洗浄液(ニフレック)を2L飲んで腸内を綺麗にしていきますが、5~10回の排便で便の状態が透明感のある液体になれば問題ありません。

大腸がきれいになる時間は患者様によって異なりますが、早くて2時間程度です。
便秘や元々腸が長くて4~5時間かけてもきれいにならない患者様には、腸管洗浄液を2日に渡り飲んでいただくなど別の方法をご提案します。
前処置が不十分な腸(まだ腸液に色が付いていてカスも残っている状態)

前処置が十分な腸 (この状態なら完璧)

腸が綺麗になったらいよいよ大腸内視鏡検査のスタートです。
【予約】https://tmclinic.reserve.ne.jp/
大腸カメラの予約は3分で完了!
大腸内視鏡検査の姿勢と流れ

大腸内視鏡検査の姿勢
大腸内視鏡検査では、貴金属類(アクセサリー、時計など)を外して、まずはベッドの上に横になります。

身体の左側を下にして膝を抱えるような姿勢が整ったら、鎮静剤を注射するのでリラックスしてください。
次に、局所麻酔のゼリーや潤滑用ゼリーを使い、肛門に病気がないか診察で確認していきます。
大腸内視鏡を肛門から挿入
診察して問題なければ、太さ約12mmの内視鏡を肛門から挿入。

大腸はおよそ150cmほどですが、長さも形も個人差があるため、検査は一筋縄ではいきません。
仰向けや右向きへと患者様の体の向きを変えながら、大腸の一番奥である盲腸まで内視鏡を進めていきます。
大腸内視鏡を引き抜く
盲腸に到達した後、肛門から内視鏡を完全に引き抜くまでにかかる時間は10~20分程度です。
内視鏡を徐々に抜きながら腸内をじっくり観察しますが、ポリープの切除や細胞の採取が必要なら検査時間は自ずと伸びます。
大腸内視鏡検査を終えたら、鎮静剤の効果が切れて体が復帰するまで、個室のリクライニングシートでおくつろぎ下さい。
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苦痛が少ない大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査でお腹が張らない
大腸内視鏡では、内視鏡から空気を入れて腸管を十分に広げ、大腸のひだの裏の隅々まで徹底的に観察します。
通常は空気を入れるとお腹が張るため、検査中・検査後に苦しくなりますが、当院では空気ではなく二酸化炭素を使用。
二酸化炭素はガスの吸収が早く、腸管を十分に広げて検査をしても検査後にお腹がほとんど張りません。
胃カメラ同時施行&見逃し0に
当院では患者様の負担を少しでも減らすために、胃カメラ・大腸カメラの同時施行も可能で、多くの患者様にご好評いただいております。
胃カメラ・大腸カメラともに鎮静剤を使用してなるべく苦痛を少なく対応できますが、鎮静剤をご希望されない患者様には使用しません。
検査中は腸内に残っている泡や汚れを適宜水で洗浄しながら、病気の見逃しがないように観察するので安心です。
ポリープや病変は日帰り切除
大腸内視鏡検査で腸内の健康を確認できるのが一番ですが、観察時になんらかの疾患が見つかる患者様は珍しくありません。
当院ではポリープや癌を疑うような病変がみられたら、必要に応じて病変の組織を一部採取したり、日帰りでポリープの切除もOK。
入院が必要なレベルの大きなポリープであれば、他院へ紹介させていただきます。
大腸内視鏡検査は苦痛なく楽な姿勢で

大腸内視鏡検査は腸がきれいにならないと正確に診断できませんが、検査前の食事や下剤、当日の腸管洗浄液でしっかりと洗浄可能。
検査は左側を下に膝を抱えた横向きの姿勢でリラックスした状態で受けられます。
当院の同ビル9階消化器内視鏡センターは、下剤を飲みながら有意義にお過ごしいただける環境です。
トイレ付の完全個室
Wi-Fi環境◎
Netflixで映画鑑賞や動画視聴も
読書やお仕事も快適
下痢、便秘、血便などの症状があり大腸内視鏡検査をご検討中なら、ぜひ一度当院へご相談ください。
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