胃がんハイリスク検査・A B C検診とは?
- 2024年11月24日
- 安藤内科部長
胃がんハイリスク検査(A B C検診)とは?
胃がんハイリスク検査(A B C検診)とは、血液検査により胃がんのリスクを判定するものです。
ピロリ菌感染の有無(血清ヘリコバクターピロリ抗体)と胃粘膜萎縮の程度(血清ペプシノゲン値)を測定し、胃がんの発生リスクをA~Dの4群に分類します。
そのリスクに応じた検査等を行うことで、より効果的に胃がんの予防や早期発見を図ることを目的としています。
自治体により行われているところもあり(例えば、当院の所在地である新宿区では行われていませんが、お隣の中野区では40歳以上の希望する方が受けられるようです)、職場健診や人間ドックのオプション検査として行われる場合もあるかと思います。
結果の見方
「A群」と判定された方は、胃がんになるリスクは低いと考えられますが、まれに、過去にピロリ菌に感染していたことがある方等が含まれている場合があります。
「B群」「C群」「D群」と判定された方は、胃がんになるリスクがありますので、必ず胃内視鏡等による精密検査を受け胃の状態を確認し、ピロリ菌に感染している方は除菌治療について医師にご相談下さい。
ピロリ菌を除菌しても胃がんになるリスクがゼロになるわけではありませんが、その後定期的な胃カメラ検査を行うことで胃がんを早期に発見することが期待できます。
出典)Gastro-Health Now 2012.10.1 第 22 号特定非営利活動法人日本胃がん予知・診断・治療研究機構
胃カメラの代わりになるの?
ヘリコバクター・ピロリ抗体価検査やペプシノゲン検査は胃粘膜の状態を簡便に評価するのに有用ですが、胃がんになりやすい状態かどうかを調べるためのもので、直接胃がんを見つけるものではありません。
現在、胃がん検診として推奨されている検査方法は上部消化管内視鏡(胃カメラ)と上部消化管X腺(バリウム)の2つだけです。
最後に
胃がんハイリスク検査(A B C検診)の結果について相談したい方、胃カメラによる精密検査をご希望の方はぜひ当院にご相談下さい。
当院での内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)は・・・
- 事前診察なしで、当日胃カメラをご予約頂けます!
- 鼻からの胃カメラ、口からの胃カメラ、お選びいただけます!
- 無痛(苦痛を和らげる鎮静剤を使用、お腹が張らないCO2ガスを使用)!
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消化器内視鏡学会専門医・大腸肛門病学会専門医・消化管学会専門医/指導医が責任を持って検査対応させていただきます。
【診療内容】内科・外科・消化器内科・内視鏡内科・肛門治療・総合診療科に対応致します。
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高田馬場駅前メディカルクリニック
院長 廣澤 知一郎
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