胃カメラ・大腸カメラ同時検査の体験レポ!プルゼニドの正直な感想と辛くない検査の全容
- 2022年5月16日
- 副院長コラム
身体の不調や年齢を考慮して、胃カメラ・大腸カメラの同時検査を検討していても、辛くないのか、下剤が苦しくないのか分からず迷っている人は少なくありません。
胃カメラ・大腸カメラは下剤内服が少し大変ですが検査は全く辛くないため、ストレスなく定期的に検査可能です。
今回は内視鏡専門医の私が、自分のクリニックで実際に胃カメラ・大腸カメラの同時検査を体験したリアルな感想を包み隠さずお伝えします。
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目次
胃カメラ・大腸カメラ同時検査|内服薬のリアル
内視鏡専門医が胃カメラ・大腸カメラ同時検査を決意
私は高田馬場駅前クリニックの副院長として、胃カメラ/大腸カメラ検査、消化器全般の診療をしております。
胃カメラは今までも毎年受けていましたが、40歳になるタイミングで大腸カメラを受けようと決意。
2022年3月に高田馬場駅前メディカルクリニックが開院し、せっかくなので自分の勤めるクリニックで胃カメラ&大腸カメラを受けてみました。
そもそも胃カメラとは?
胃カメラ(上部消化器内視鏡検査)とは、咽頭、喉頭、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
当クリニックでは、内視鏡学会専門医が検査を担当し、鎮静剤・鎮痛剤などを使用して楽に受けられます。
そもそも大腸カメラとは?
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べる検査です。
当クリニックでは、胃カメラと同じく内視鏡学会専門医が検査を担当し、鎮静剤・鎮痛剤などを使用して楽に受けられます。
質の高い検査を提供するため、最新型の富士フィルム6000システムを導入しているのも特長です。
胃カメラ・大腸カメラ同時検査前日
胃カメラ・大腸カメラの同時検査の前日は、消化が良く大腸に残りにくい食事を21時までに済ませなければなりません。
水、薄いお茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能で、夕食後から就寝前にかけて下剤を内服し、検査に備えて早めの就寝を推奨しております。
検査前日、私も消化のよい食事を21時までに済ませ、プルゼニド(お腹を動かす下剤)を3錠内服。
初めてのプルゼニド内服でドキドキしましたが、夜中にトイレで起きるタイミングも一切なくグッスリ就寝しました。
胃カメラ・大腸カメラ同時検査の朝
胃カメラ・大腸カメラの同時検査の当日は、洗浄液を2L飲んで腸内を綺麗にしていきます。
5~10回の排便で便の性状が透明で黄色の水様になれば問題ありません。
検査当日、私は朝9時半にクリニックに到着し、看護師の丁寧な指導を受け、13分おきにコップ一杯ずつニフレック(経口腸管洗浄剤)を内服します。
ポカ〇スエットを薄く苦くしたような味で、「飲めない味じゃないな。案外イケる口かも!」と順調に飲み進めました。
・当クリニックの嬉しいPOINT①
内服中は落ち着いたフカフカのリクライニングチェアに座って、外をのんびり眺めたり、持参した本を読んだり、スマホをいじったり(コンセントは自由に使えるのでスマホの充電も安心!)
ちょうどニフレックを1L内服したあたりで、お腹がゴロゴロ動き出し、トイレに通うようになりました。
内視鏡検査専用トイレは2つあるので、トイレが埋まっている心配はありません。
トイレは自動で蓋が開閉するタイプで直接蓋に触れずに座れて、スタッフが定期的に掃除をしているのでとても清潔です。
・当クリニックの嬉しいPOINT②
リクライニングチェアとトイレの距離はわずか2m!急にお腹がゴロゴロしても、すぐそばにトイレがあるので安心!
ニフレックを3/4くらい飲み進めると、「味に飽きてきたな~。急に手が止まるな~。」とペースダウン。
飴を舐めたりミネラルウォーターを飲んだりしながら無事にニフレック2Lを内服完了してお腹はスッキリ、いよいよ検査に臨みます。
【予約】https://tmclinic.reserve.ne.jp/
胃カメラ・大腸カメラの予約は3分で完了!
胃カメラ・大腸カメラ同時検査|検査室のリアル
胃カメラ・大腸カメラ同時検査|まずは胃カメラから
胃カメラは、アクセサリー、時計などの貴金属類を外してストレッチャーに横になり、鎮静剤を注射してリラックスした状態で検査します。
検査所要時間は5~10分程度です。(鎮静剤を希望しない患者様には注射は行いません。)
私は専用の更衣室で検査着に着替えて(検査用パンツの“穴”が前でなく後ろにくるように注意!)、内視鏡室へ入室しました。
横になって、看護師が点滴・血圧測定・酸素飽和度測定の準備を進める様子を横目で見ながらちょっぴりドキドキ…。
廣澤院長の「では検査を始めましょう」の合図で、鎮静剤を入れていただきすぐに眠りにつきます。
スヤスヤ…。
廣澤院長「はい、胃カメラ終わりました。では大腸カメラに移るので寝る向きを変えましょう」
胃カメラ・大腸カメラ同時検査|次は大腸カメラ
今回は同時検査なのでそのまま続けますが、本来は大腸カメラもアクセサリー、時計などの貴金属類を外してストレッチャーに横になり、点滴をしながら鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査します。
検査所要時間は観察のみで15~30分程度です。
あっという間に胃カメラが終わったようで、私は院長の掛け声に合わせて体の向きをよっこらしょと変え、再びスヤスヤ…。
廣澤院長「はい!胃カメラ・大腸カメラ無事に終わりましたよ。お疲れ様でした。」
私「え?もう終わったの??胃カメラ・大腸カメラ両方とも??」
再びリクライニングチェアに移動して、鎮静剤が覚めるのを30分程度ゆったりと待ち、更衣室でお着替えを済ませます。
診察室で廣澤院長から実際の内視鏡写真を見せていただきながら、一つ一つの検査結果の説明を受け、会計して終了です。
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胃カメラ・大腸カメラ同時検査の感想
胃カメラ・大腸カメラの同時検査は負担0
私は内視鏡専門医として、高田馬場駅前メディカルクリニックで毎日、胃カメラ・大腸カメラを施行しております。
患者様の立場で実際に胃カメラ・大腸カメラの同時検査を体験してみて、下剤内服の環境を整える=ストレスのない検査に繋がると実感しました。
- 当クリニックでストレスがない理由
リラックスできるリクライニングチェア
トイレが近くにある
トイレが清潔
看護師の優しいサポート
下剤内服はちょっとだけ大変でしたが、胃カメラ・大腸カメラの検査自体は全く辛くありません。
当クリニックの検査なら、ストレスなく毎年受けていただけると思います。
胃カメラ・大腸カメラの同時検査は安心
痛みのない内視鏡検査・正確な診断・確実な内視鏡治療の実践は、廣澤院長と私が自信をもって皆様にお約束しております。
今回私も自ら胃カメラ・大腸カメラの同時検査を体験しましたが、看護師の丁寧な準備と院長のスピーディーな対応に不安を覚える隙は微塵もありませんでした。
スヤスヤ眠っている間に、検査が終わった事実にも気づかないほど楽に検査ができるので、迷っている人は一度当クリニックに相談して損はないでしょう。
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胃カメラ・大腸カメラ同時検査の補足
胃カメラ・大腸カメラ同時検査のメリット
胃カメラと大腸カメラはそれぞれ単体でも検査できますが、同時に受けると下記のメリットがあります。
- 同時検査のメリット
下剤内服の回数減
鎮静剤が一度で済む
時間効率の向上
早期発見・早期治療
身体的・精神的負担を軽減するためにも、胃カメラ・大腸カメラの同時検査はおすすめです。
胃カメラ・大腸カメラ同時検査後の注意点
胃カメラ・大腸カメラ同時検査後、鎮静剤の影響や検査による刺激により、一時的に体調に変化が生じる方もおられます。
- 検査後の体調変化の例
眠気・ふらつき
腹部の張り
喉の違和感
どれも時間の経過とともに自然に解消されますが、続くようならすぐに当クリニックにご相談ください。
運転や飲酒、激しい運動は避け、消化の良い食事を心がけて安静に過ごしましょう。
胃カメラ・大腸カメラ同時検査|下剤は△検査は◎
今回は、内視鏡専門医の私が、自分のクリニックで実際に胃カメラ・大腸カメラの同時検査を体験しました。
プルゼニド(お腹を動かす下剤)3錠と、ニフレック(経口腸管洗浄剤)2Lの内服は正直少し大変です。
透明で黄色の水様になるまで排便を繰り返しますが、当クリニックではフカフカのリクライニングチェア、距離が近くて清潔なトイレ、飴とミネラルウォーターで負担を少なく内服できます。
検査は痛みも辛さも一切感じずに楽に終わるため、胃カメラ・大腸カメラを検討しているならぜひ高田馬場駅前メディカルクリニックへのご来院をお待ちしております。
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