4月14日は「ピロリ菌検査の日」!
- 2024年4月20日
- 副院長コラム
4月14日はピロリ菌検査の日!
皆様、ご存じでしたか?
4月14日は「ピロリ菌検査の日」でした。
日本プロバイオティクス学会が制定。
“検査を促し、除菌で胃がんの発生や死亡率を減らす効果の啓”が目的だそうです。
日付は1982年にピロリ菌が発見された日とされています。
ピロリ菌はご存知でしょうか?
「聞いたことはあるけど、具体的にどういうものかは分からない」という方が多いかもしれません。
ピロリ菌とは
ピロリ菌とは、正式には「ヘリコバクター・ピロリ」と呼ばれる細菌で、らせん状の形状をしています。
日本人では50歳以上の人で感染している割合が高いとされています。
ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こします。
胃・十二指腸潰瘍の患者様の約90%はピロリ菌が原因で胃・十二指腸潰瘍になっています。
ピロリ菌を除菌すると胃・十二指腸潰瘍の再発率は著しく下がります。
また、胃がんとの関連も指摘されています。
検査・診断
実は、ピロリ菌のみの検査を行いたいという方も多くいらっしゃいますが、ピロリ菌のみの検査では保険適用となりません。
現行の保険診療のルールでは、初回は胃カメラ検査を行い慢性胃炎所見のある方しかピロリ検査を行うことはできません。
また、検査の回数や期間についてもガイドラインに基づいた制約があります。
検査方法
どのような検査方法があるのか代表的なものをご紹介いたします。
治療
ピロリ菌の治療では3種類の薬を服用し、1週間飲むと70~90%の人が除菌できます。
日本は先進国の中では、『最も胃がんの多い国』として知られています。
これには様々な原因が考えられますが、ピロリ菌の感染者が多いことと食事中の塩分量が多いことが最も大きな要因と推測されています。
一度は胃カメラを行い、その際に一緒にピロリ菌の検査することをお薦めいたします。
最後に
胃カメラ、ピロリ菌検査についてご興味のある方はいつでもご相談ください。
消化器内視鏡学会専門医・大腸肛門病学会専門医・消化管学会専門医/指導医が責任を持って検査対応させていただきます。
当クリニックでの検査は日帰り!無痛!胃カメラ・大腸カメラを同日施行可能!土日祝日も検査OK!ポリープある場合には同日にその場で切除もOK!女性医師による胃カメラ・大腸カメラも対応可能!
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高田馬場駅前メディカルクリニック
院長 廣澤 知一郎
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