いぼ痔の場所で症状は変わる?内痔核・外痔核の違いと受診目安

- 2026年6月12日
- スタッフコラム
いぼ痔がある気がしても、肛門のどの場所にできるのか、自分で触れているものが本当にいぼ痔なのか不安に感じる方は少なくありません。
いぼ痔は肛門の内側にできる内痔核と、外側にできる外痔核に分かれ、できる場所によって痛みや出血の出方が変わります。
肛門まわりの膨らみやしこりは、皮垂や肛門ポリープ、血栓性外痔核などと区別が必要です。
今回は、いぼ痔ができる場所、内痔核と外痔核の違い、受診すべき症状を詳しく解説します。
いぼ痔ができる場所はどこ?

肛門の内側にできる内痔核
いぼ痔のうち、肛門の内側にできるものを内痔核と呼びます。
内痔核は肛門の奥にあるクッション組織が腫れたり下がったりして起こり、初期には外から見えにくいです。
肛門の内側は痛みを感じにくいため、痛みよりも排便時の出血や脱出で気づく方も珍しくありません。
肛門から何か出る、便器が赤くなる、排便後に違和感があるなら、内痔核の可能性を肛門科で確認しましょう。
肛門の外側にできる外痔核
肛門の外側のいぼ痔は外痔核と呼ばれ、触ると膨らみやしこりとしてわかります。
外側の皮膚に近い場所は痛みを感じる神経が多いため、腫れや炎症が起こると座るだけでもつらくなるでしょう。
便秘で強くいきむ、長時間座る、下痢を繰り返すなどの刺激で、肛門の外側に痛みや腫れが出やすいです。
急に硬いしこりができた、触ると痛い、歩くと響くなら、外痔核や血栓性外痔核の可能性があります。
場所によって痛みや出血が変わる
いぼ痔はできる場所によって、痛みや出血、触れ方が変わります。
内痔核は痛みが少ないまま出血しやすく、進行すると排便時に肛門の外へ出るのは否めません。
外痔核は外側にできるため触れやすく、炎症や血栓を伴うと強い痛みや硬いしこりとして自覚しやすいです。
場所だけで自己判断するのは難しいため、出血や腫れがあるなら診察で内痔核か外痔核か確認してください。
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いぼ痔の場所で変わる症状

内側のいぼ痔は痛みが少ない
肛門の内側にできる内痔核は、痛みが少ないまま進む特徴があります。
内側の粘膜は痛みを感じにくいため、いぼ痔が腫れていても強い痛みより出血や違和感が先に出やすいです。
排便時に鮮やかな赤い血が出る、紙に血が付く、便器が赤くなるなどの症状では、内痔核からの出血も考えられます。
ただし血便は大腸ポリープや大腸がんでも起こるため、出血が続くなら痔だけと決めつけないでください。
外側のいぼ痔は腫れや痛みが出る
肛門の外側にできる外痔核は、腫れや痛みを感じやすいのが特徴です。
外側の皮膚には痛みを感じる神経が多く、炎症や血のかたまりができると、急に強い痛みが出ることがあります。
座ると痛い、歩くと響く、排便時にしみる、硬いしこりがあるなら、外痔核や血栓性外痔核の可能性も。
強い痛みや急な腫れがあるときは、無理に押したり潰そうとしたりせず肛門科で相談しましょう。
脱出すると肛門の外に触れる
内痔核は進行すると、肛門の内側から外へ出て触れるようになる場合があります。
初期は排便時に出ても自然に戻りますが、進行すると指で戻さないと戻らない状態になるのは避けられません。
脱出を繰り返すと、出血、粘液、残便感、下着の汚れが起こりやすく、薬だけでは改善しにくい段階に。
肛門の外に何か出る感覚があるなら、内痔核の進行度を確認し、注射療法や手術の必要性を相談してください。
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いぼ痔の場所と間違えやすい病気

皮垂や肛門ポリープと似ている
肛門まわりに膨らみがあるとき、すべてがいぼ痔とは限りません。
切れ痔や外痔核の炎症が落ち着いたあとに皮膚のたるみが残ると、皮垂としてぷにぷに触れることがあります。
肛門ポリープも慢性的な刺激でできる場合があり、いぼ痔と見た目や触った感覚だけでは区別しにくいです。
肛門から出ているものが何か気になるなら、自己判断で押し込まず診察で確認しましょう。
硬いしこりは血栓性外痔核もある
肛門の外側に急に硬いしこりができた場合は、血栓性外痔核の可能性があります。
血栓性外痔核は外痔核の中に血のかたまりができる状態で、急な腫れや強い痛みを伴いやすいです。
便秘でいきんだ後、長時間座った後、下痢を繰り返した後などに、硬いしこりや座れないほどの痛みが出る人も。
強い痛みや腫れがあるなら、市販薬だけで様子を見ず、肛門科で処置や薬の必要性を確認してください。
血便は大腸の病気との区別が必要
いぼ痔の場所が肛門に近くても、出血の原因が肛門だけとは限りません。
いぼ痔では鮮やかな赤い血が出ますが、大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患でも血便は起こります。
便に血が混じる、便が細い、便秘や下痢を繰り返す、便潜血陽性を指摘された場合は、大腸側の確認も必要です。
痔だと思い込んで出血を放置せず、必要に応じて大腸カメラの相談をしましょう。
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いぼ痔の場所で受診すべき症状

排便時の出血が続く
排便時の出血が続く場合は、いぼ痔の場所に関係なく病院で原因を確認する必要があります。
内痔核では痛みが少ないまま鮮やかな赤い血が出ますが、出血だけで痔と判断するのは危険です。
大腸ポリープや大腸がんでも血便が出るため、何度も出血する、便に血が混じる、便潜血陽性なら検査を検討しましょう。
出血を市販薬だけで抑えようとせず、肛門科診察や大腸カメラの必要性を相談してください。
いぼが出て戻りにくい
肛門の外にいぼが出て戻りにくいときは、内痔核が進行している可能性があります。
自然に戻っていたいぼが指で戻さないと戻らない、常に外へ出たままになると、生活への支障も大きくなるでしょう。
脱出した部分がこすれると、出血や粘液、下着の汚れ、残便感が続きやすいです。
いぼが戻りにくい、排便のたびに出るなら、薬だけでなくジオン注射や手術の適応を確認しましょう。
痛みや腫れが強い
肛門の外側に強い痛みや腫れがある場合は、早めの受診をおすすめします。
外痔核や血栓性外痔核では、外側に血のかたまりができて急に腫れ、座るだけでも痛みを感じやすいです。
痛みが強い状態で無理に押し込んだり、自己判断で潰そうとしたりすると、炎症や出血が悪化するおそれも。
急な腫れ、硬いしこり、座れないほどの痛みがあるなら、肛門科で適切な治療を受けましょう。
いぼ痔の場所が気になるなら相談

いぼ痔は肛門の内側にできる内痔核と、外側にできる外痔核に分かれ、場所によって痛みや出血の出方が変わります。
内痔核は痛みが少ないまま出血や脱出が起こりやすく、外痔核は腫れや痛み、硬いしこりとして気づきやすいです。
肛門まわりの膨らみは皮垂や肛門ポリープなどと似ているため、場所や触った感覚だけで自己判断するのは避けましょう。
いぼ痔の場所が気になる方や、出血・痛み・脱出がある方は、早めに肛門科へ相談してください。
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