肛門周囲膿瘍とは?おしりの腫れ・強い痛みがある場合は要注意

- 2026年2月24日
- 小林医師コラム
「おしりが腫れて痛い」「座るのがつらい」「熱っぽい感じがする」
このような症状がある場合、肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)の可能性があります。
肛門周囲膿瘍は、自然に治ることはほとんどなく、放置すると悪化する病気です。
早期に適切な処置を行うことで、痛みを早く改善し、痔ろうへの進行を防ぐことができます。
今回は、肛門周囲膿瘍の原因・症状・治療・受診の目安について、医師がわかりやすく解説します。
肛門周囲膿瘍とは?
肛門周囲膿瘍とは、下痢などが原因で肛門の内側にある肛門腺に細菌が入り込み、肛門の周囲に膿(うみ)がたまる感染症です。
男性に多く、突然の強い痛みや腫れ、発熱を伴うことが特徴です。
主な症状
次のような症状がみられます。
- 肛門の周囲が赤く腫れている
- ズキズキする強い痛み(座る・歩くのがつらい)
- 押すと強い痛みがある
- 発熱や寒気を伴う
- 皮膚が破れて膿が出てくる
初期は違和感程度でも、数日で急激に悪化することが多いため注意が必要です。
肛門周囲膿瘍の原因
主な原因は、肛門腺からの細菌感染です。
以下のような要因があると発症しやすくなります。
- 下痢を繰り返している
- 長時間座っていることが多い(デスクワーク)
- 免疫力が低下している(糖尿病など)
- 過去に肛門周囲膿瘍や痔ろうを起こしたことがある
不潔だから起こる病気ではなく、誰にでも起こり得る疾患です。
放置するとどうなる?(痔ろうへの進行)
肛門周囲膿瘍を放置したり、抗生剤だけで様子を見たりすると、膿の通り道が皮膚まで残って痔ろうへ進行することがあります。
痔ろうになると
- 繰り返し腫れや膿が出る
- 根治には手術が必要
- 治療期間が長くなる
といった問題が生じます。
早期に適切な処置を行うことが最も重要です。
肛門周囲膿瘍の治療
肛門周囲膿瘍の治療の基本は、切開排膿(せっかいはいのう)です。
- 肛門エコーによる切開部位の同定
- 局所麻酔で行う短時間の処置
- たまった膿を外に出すことで痛みは速やかに改善
- 抗生剤は補助的に使用
※抗生剤だけでは治癒せず、膿を出さない限り改善しません。
症状や状態によっては、日帰りでの処置が可能な場合も多くあります。
どんなときに受診すべき?
次のような場合は、早めに医療機関を受診してください。
- 肛門の強い痛みや腫れがある
- 座る・歩くのがつらい
- 発熱を伴う
- おしりから膿が出てきた
- 数日経っても症状が改善しない
「もう少し様子を見よう」と迷っている間に、悪化するケースが少なくありません。
高田馬場駅前メディカルクリニックでの診療
高田馬場駅前メディカルクリニックでは、肛門周囲膿瘍を含む肛門疾患の診療に対応しています。
- 肛門疾患に慣れた医師による診察
- 肛門エコーによる膿と切開部位の同定
- 必要に応じた当日の切開排膿
- 症状に合わせた抗生剤・鎮痛薬の処方
- 痔ろうの診断
高田馬場駅前メディカルクリニックはJR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」早稲田口から徒歩30秒と通いやすい立地です。
まとめ:おしりの腫れ・痛みは早めの対応が大切
肛門周囲膿瘍は、我慢しても自然に治ることはほとんどありません。
早期に適切な処置を行うことで
- 痛みの早期改善
- 痔ろうへの進行予防
が可能です。
おしりの腫れや強い痛み、発熱がある場合は、早めにご相談ください。
高田馬場駅前メディカルクリニックはJR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」早稲田口から徒歩30秒。
仕事帰りやお昼休みにも通いやすい環境で、皆さまの健康をサポートしています。
【予約】https://tmclinic.reserve.ne.jp/
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