風邪?インフル?コロナ?症状の違いと受診の目安を医師が解説

- 2025年12月13日
- 小林医師コラム
秋冬の季節になると、発熱・のどの痛み・咳などの症状で「風邪かな?」「インフルかな?」「コロナかも…?」と不安に感じる方が増えます。
実際、これらの感染症は初期症状がよく似ており、自己判断では見分けが難しいことが多いのが特徴です。
本記事では、医師の立場から風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の違いをわかりやすく解説し、受診のタイミングや検査方法についてご紹介します。
風邪・インフルエンザ・コロナウイルス感染症の違いとは?
風邪はライノウイルスなどによる軽い上気道感染が多く、症状は比較的軽いのが特徴です。
一方、インフルエンザは突然の高熱・関節痛・全身倦怠感を伴うことが多く、コロナウイルス感染症では嗅覚・味覚異常や喉の強い痛みが見られることがあります。
主な症状の違いを比較してみましょう
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病名 |
主な原因ウイルス |
発熱 |
のどの痛み |
咳・鼻水 |
倦怠感 |
味覚・嗅覚異常 |
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風邪 |
ライノ・コロナなど |
なし〜37℃台 |
軽度 |
強いことが多い |
軽い |
ほぼなし |
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インフルエンザ |
インフルエンザウイルス |
突然の高熱(38〜40℃) |
強い |
軽度 |
強い |
まれ |
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コロナウイルス感染症 |
SARS-CoV-2 |
37〜39℃ |
中等度〜強い |
あり |
強いことも |
あり(特徴的) |
風邪では鼻水やくしゃみが中心ですが、インフルエンザは高熱と強い倦怠感、コロナは喉の痛みや嗅覚異常が目立ちます。
ただし症状が重なることも多く、最終的な判断は検査が必要です。
インフル・コロナが疑われるときの検査方法
当院では、症状や発症時期に応じて以下の検査を行っています。
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インフルエンザ迅速抗原検査(発症12時間以降で検出可能)
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新型コロナウイルス抗原定性検査
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同時検査キット(コロナ+インフルの両方を一度に判定)
近年は「同時流行」も見られるため、どちらの可能性も視野に入れ、医師が症状に応じて最適な検査を選択します。
当院でできる検査と治療
高田馬場駅前メディカルクリニックは、JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」早稲田口から徒歩30秒の駅前にあります。
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検査結果は最短15分程度で判明(抗原検査)
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陽性時には、症状に応じて解熱剤・抗ウイルス薬・抗菌薬を処方
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自宅療養・登校・出勤再開の目安も丁寧に説明
さらに、インフルエンザ予防接種も実施しており、「ワクチン+早期検査+迅速治療」で流行期を安心して過ごせるようサポートしています。
受診をおすすめするタイミング
次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
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38℃以上の発熱が続く
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強い喉の痛み・関節痛・倦怠感がある
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家族や職場でインフル・コロナの陽性者が出た
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糖尿病・心疾患・喘息などの持病がある
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妊娠中・高齢者・免疫抑制状態の方
早期に検査・診断を行うことで、重症化の予防や周囲への感染拡大防止につながります。
まとめ:自己判断せず、早めの受診を
風邪・インフルエンザ・コロナは、症状がよく似ているため自己判断が難しい感染症です。
「熱は低いから大丈夫」「少し喉が痛いだけだから」と様子を見ているうちに、感染を広げてしまうケースもあります。
高田馬場駅前メディカルクリニックでは、駅近(高田馬場駅より徒歩30秒)・土日祝日も診療・迅速検査対応で、忙しい方でも安心して受診いただけます。
発熱・のどの痛み・倦怠感などがあるときは、お早めにご相談ください。
【予約】https://tmclinic.reserve.ne.jp/
外来の予約は3分で完了!
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JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」早稲田口すぐ
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