女性に多いいぼ痔の原因と治し方は?症状別に受診目安も解説

- 2026年6月20日
- スタッフコラム
女性でいぼ痔に悩んでいると、原因が便秘なのか、生理や妊娠・出産が関係しているのか不安に感じる方は少なくありません。
女性のいぼ痔は、便秘や冷え、長時間の座位、生理前後の便通変化、妊娠・出産などが重なり、肛門への負担や血流の滞りで悪化しやすいです。
軽症なら生活習慣の見直しや薬で改善を目指せますが、出血や脱出を繰り返す場合は病院で治療方法を確認した方が良いでしょう。
今回は、女性のいぼ痔の原因と治し方、セルフケア、病院へ行く目安を詳しく解説します。
女性のいぼ痔の原因と治し方

女性は便秘や冷えでいぼ痔が悪化
女性のいぼ痔の原因として多いのが、便秘や体の冷えによる肛門周囲の血流低下です。
便秘で便が硬くなると排便時に強くいきむ必要があり、肛門周囲の血管やクッション組織に圧力がかかります。
冷えで血流が悪くなると肛門まわりに血液がたまりやすくなり、いぼ痔の腫れや違和感が強くなる女性も。
便秘や冷えが続くなら、水分や食物繊維、体を冷やさない工夫を取り入れ、症状が続くなら肛門科で相談しましょう。
生理前後の便通変化も肛門に負担
生理前後の便通変化も、女性のいぼ痔が悪化する原因になります。
ホルモンバランスの変化で便秘や下痢が起こりやすくなり、排便時のいきみや肛門への刺激が増えるのは否めません。
下痢を繰り返すと肛門の粘膜が刺激され、ナプキンによる蒸れやこすれも重なると、痛みやかゆみ、出血が出やすいです。
生理のたびに肛門の違和感や出血があるなら、体調のせいだけにせず、いぼ痔の状態を確認してください。
妊娠・出産でいぼ痔が悪化
妊娠や出産をきっかけに、いぼ痔が悪化する女性も少なくありません。
妊娠中は大きくなった子宮で骨盤内の血流が滞りやすく、便秘や腹圧の影響も加わって肛門への負担が増えます。
出産時の強いいきみで肛門周囲に圧力がかかると、内痔核の脱出や外痔核の腫れも出るでしょう。
妊娠中や産後のいぼ痔は使える薬や治療方法に配慮が必要なため、自己判断せず医師に相談するのが賢明です。
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女性のいぼ痔の原因になる生活習慣

強いいきみや長時間トイレが負担に
女性のいぼ痔は、強いいきみや長時間のトイレでも悪化しやすくなります。
便が出にくい状態で何度も力を入れると、肛門周囲の血管に圧力がかかり、内痔核の出血や脱出につながりやすいです。
スマホを見ながら長く座る習慣も、便が出ていない時間まで肛門を圧迫し、血流の滞りや腫れを招く原因に。
便意がはっきりしてからトイレへ行き、出にくいときは無理に出し切ろうとせず一度切り上げましょう。
座りっぱなしや運動不足で血流が滞る
座りっぱなしや運動不足も、女性のいぼ痔の原因になります。
デスクワークや長時間の移動で同じ姿勢が続くと、肛門周囲が圧迫され、静脈の血液が戻りにくくなるのは避けられません。
血流が悪い状態が続くと、肛門まわりに血液がたまり、いぼ痔の腫れや違和感が出やすくなるでしょう。
仕事中はこまめに立ち上がる、軽く歩く、体を冷やさないなど、血流を保つ工夫が必要です。
下痢やナプキンの刺激で悪化
便秘だけでなく、下痢やナプキンによる刺激でもいぼ痔は悪化します。
下痢を繰り返すと肛門の粘膜や皮膚が刺激され、何度も拭くと痛みやかゆみが強くなりやすいです。
生理中はナプキンの蒸れやこすれが加わるため、肛門まわりの炎症や違和感が出る女性もいるでしょう。
下痢が続く、かゆみや出血がある、生理のたびに悪化するなら、肛門科で原因を確認してください。
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女性のいぼ痔の治し方とセルフケア

便秘を防いで肛門への負担を減らす
女性のいぼ痔を改善するには、まず便秘を防いで肛門への負担を減らさなければなりません。
硬い便や強いいきみが続くと、薬で一時的に症状が落ち着いても再発しやすくなります。
水分をこまめに取る、食物繊維を意識する、便意を我慢しない、トイレに長く座らないなどで、排便時の圧力を減らしやすいです。
便秘を繰り返す女性は、市販薬だけで調整せず、便通の治療も含めて相談しましょう。
薬で腫れや痛みを抑える
軽症のいぼ痔では、軟膏や坐薬、注入軟膏などの薬で腫れや痛みを抑える治療も実施。
薬は肛門まわりの炎症、出血、かゆみ、痛みを和らげる目的で使われ、症状が軽い段階では改善を目指せます。
ただし、排便時にいぼが出る、指で戻さないと戻らない、出血を繰り返す状態では、薬だけでは改善しにくいです。
薬を使っても症状が続くなら、ジオン注射や手術を含めた治療方法を医師に確認してください。
清潔に保ち刺激を減らす
女性のいぼ痔では、肛門まわりを清潔に保ち、刺激を減らす意識が大切です。
排便後に強く拭く、ナプキンで蒸れる、下痢で何度も拭くなどの刺激が続くと、痛みやかゆみが悪化しやすくなります。
トイレットペーパーで強くこすらず、やさしく押さえるように拭き、必要に応じてシャワーでやさしく洗うと負担を減らせるでしょう。
清潔にしても腫れや出血が続くなら、自己ケアだけで様子を見ず肛門科へ相談するのがおすすめです。
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女性のいぼ痔で病院に行く目安

出血や血便が続く
女性のいぼ痔で出血や血便が続く場合は、早めに病院で原因を確認する必要があります。
内痔核では痛みが少ないまま鮮やかな赤い血が出ることがありますが、血便の原因が痔とは限りません。
大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患でも血便は起こるため、痔だと思い込んで放置するのは危険です。
血が何度も出る、便に血が混じる、便潜血陽性を指摘されたなら、大腸カメラの必要性も相談しましょう。
いぼが出て戻りにくい
排便時にいぼが出て戻りにくい場合も、女性のいぼ痔で受診すべき目安です。
内痔核が進行すると、初めは自然に戻っていたいぼが、指で戻さないと戻らない状態へ進みます。
脱出を繰り返すと出血や粘液、残便感、下着の汚れが続きやすく、薬だけでは改善しにくい段階になる女性も。
いぼが戻りにくい、排便のたびに出るなら、ジオン注射や手術の適応を確認してください。
痛みや腫れが強い
強い痛みや腫れがあるなら、市販薬だけで様子を見ず病院を受診しましょう。
外痔核や血栓性外痔核では、肛門の外側に血のかたまりができ、急に硬いしこりや強い痛みが出る女性もいます。
座ると痛い、歩くと響く、排便時に痛むなどの症状では、炎症や血栓の程度を確認しなければなりません。
痛みが強いときは無理に押し込んだり潰そうとしたりせず、肛門科で適切な治療を受けてください。
女性のいぼ痔の治し方は早めに相談

女性のいぼ痔は、便秘、冷え、生理前後の便通変化、妊娠・出産、長時間の座位などが重なって悪化しやすい病気です。
軽症なら生活習慣の見直しや薬で改善を目指せますが、出血や脱出を繰り返す場合は治療方法の確認が必要。
当院では女性医師や女性スタッフによる診療にも対応しており、女性特有の不安や恥ずかしさも相談しやすい環境を整えています。
いぼ痔の原因や治し方で悩んでいる女性は、自己判断で我慢せず早めに肛門科へ相談しましょう。
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