いぼ痔のうんちの仕方は?悪化させない排便方法と受診目安

- 2026年6月6日
- スタッフコラム
いぼ痔があると、うんちをするときに痛い、出血する、いぼが出るのではないかと不安に感じる方は少なくありません。
いぼ痔は排便時のいきみや長時間のトイレ、硬い便などで悪化しやすいため、うんちの仕方を見直すだけでも肛門への負担を減らせます。
ただし、出血や強い痛み、いぼの脱出が続く場合は、自己流の排便方法だけで改善しない人もいるでしょう。
今回は、いぼ痔を悪化させないうんちの仕方、痛みを減らすコツ、受診すべき症状を詳しく解説します。
いぼ痔を悪化させないうんちの仕方

強くいきまず自然な便意を待つ
いぼ痔を悪化させたくないなら、うんちを無理に出そうとして強くいきんではいけません。
強くいきむと肛門周囲の血管に圧力がかかり、血流が滞っていぼ痔の腫れや出血が悪化しやすいです。
便意が弱いままトイレに座って力を入れ続けると、肛門クッションに負担がかかり脱出や痛みにつながります。
便意がはっきりしてからトイレへ行き、出にくいときは一度切り上げて、無理に出し切ろうとしないようにしましょう。
トイレに長く座り続けない
いぼ痔があるときは、トイレに長く座り続ける排便習慣も避けた方がよいです。
便座に座る時間が長いほど肛門周囲に圧力がかかり、血液がたまりやすくなっていぼ痔の腫れが強くなります。
スマホや本を見ながら長時間座ると、便が出ていない時間も肛門へ負担をかけ続けるため、出血や脱出を繰り返す原因に。
排便は短時間で済ませ、数分たっても出ないときは一度トイレから離れて、次の便意を待つのが賢明です。
残便感があっても無理に出さない
いぼ痔では、便が残っているような残便感があっても、実際には脱出したいぼや腫れの違和感でそう感じる場合があります。
残っている便を出そうとして何度もいきむと、肛門の粘膜や血管に負担がかかり、いぼ痔の腫れや出血が続きやすいです。
特に内痔核が脱出していると、排便後もすっきりしない感覚が出やすく、無理ないきみでさらに悪化しかねません。
排便後に違和感が残っても、強くいきまず様子を見て、残便感が続くなら肛門科で状態を確認してください。
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いぼ痔の痛みを減らすうんちの仕方

前かがみ姿勢で肛門の負担を減らす
いぼ痔の痛みを減らしたいときは、排便時の姿勢を少し前かがみにすると肛門への負担を減らしやすくなります。
背筋を伸ばしたまま強くいきむより、軽く前かがみになって腹部を圧迫しない姿勢を取ると、便が出る方向を整えやすいです。
ただし、前かがみになっても力を入れ続けると肛門の圧力は高まるため、姿勢とあわせていきみは減らさなければなりません。
体を少し前に倒し、肩やお腹の力を抜きながら、自然に便が出るタイミングを待つようにしましょう。
足台を使って排便しやすい姿勢に
いぼ痔でうんちが出にくいなら、足台を使って膝を少し高くする姿勢も試しやすい方法です。
膝が股関節より少し高くなると、直腸と肛門の角度がゆるみやすくなり、強くいきまなくても排便しやすい姿勢になります。
便が出やすくなると、肛門にかかる圧力や排便時の痛みを軽くしやすいです。
足台を使っても出にくい、便が硬い、毎回強くいきむなら、便秘治療も含めて医師に相談してください。
排便後は強く拭かずやさしく洗う
いぼ痔があるときは、うんちの出し方だけでなく排便後の拭き方にも注意を払いましょう。
トイレットペーパーで強くこすると、腫れたいぼ痔や肛門まわりの皮膚が刺激され、痛みや出血、かゆみが悪化します。
排便後は強くこすらず、やさしく押さえるように拭き、必要に応じてシャワーや温水で肛門周囲を清潔に保つのが◎。
洗いすぎや温水の使いすぎも刺激になるため、痛みやかゆみが続くときは自己ケアを続けず肛門科へ相談するのが得策です。
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いぼ痔を悪化させるうんちの仕方

スマホを見ながら長時間座る
スマホを見ながらトイレに長く座る習慣は、いぼ痔を悪化させる代表的なうんちの仕方です。
便が出ていない時間でも便座に座り続けると、肛門周囲の血管が圧迫されて血流が滞り、いぼ痔が腫れやすくなります。
排便後も座り続けると、内痔核が脱出しやすくなったり、外痔核の違和感や痛みが強くなったりするため、トイレ時間の長さは見直しが必要。
トイレではスマホを見る習慣をやめ、排便が終わったらすぐに立ち上がるようにしましょう。
便秘を放置して硬い便を出す
便秘を放置して硬い便を無理に出す排便は、いぼ痔に大きな負担をかけます。
硬い便が肛門を通るときに粘膜がこすれ、さらに強くいきむと肛門周囲の血管に圧力がかかるのは否めません。
排便時の痛みや出血、いぼの脱出が起こりやすくなり、便秘が続くほど悪循環になりやすいです。
水分や食物繊維を意識しても便秘が続くなら、市販薬だけで調整せず、便の状態を含めて医師に相談してください。
下痢を繰り返して肛門を刺激する
いぼ痔は便秘だけでなく、下痢を繰り返すうんちの仕方でも悪化します。
下痢便は肛門周囲の皮膚や粘膜を刺激しやすく、何度もトイレに行くと拭く回数も増えるため、腫れやかゆみが強くなりやすいです。
腹痛や下痢が続く状態では、肛門への刺激だけでなく、腸の炎症や感染が隠れているリスクもあるため、便通異常の原因確認が欠かせません。
下痢と血便、強い腹痛、発熱があるなら、いぼ痔と決めつけず早めに病院を受診しましょう。
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うんちの仕方が悪い?いぼ痔の受診

排便時の出血が続く
うんちのたびに出血が続くようなら、いぼ痔だけでなく大腸の病気も含めて確認が必要でしょう。
いぼ痔では排便時に鮮やかな赤い血が出ますが、大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患でも血便は起こります。
出血の色や量だけで原因を見分けるのは難しく、痔だと思い込むと病気の発見が遅れるおそれも。
血が何度も出る、便に血が混じる、便潜血陽性を指摘されたなら、肛門科診察や大腸カメラの必要性を相談してください。
いぼが出て戻りにくい
排便時にいぼが出て戻りにくいなら、内痔核が進行している懸念があります。
初期の内痔核は排便後に自然に戻りますが、進行すると指で戻さないと戻らない、さらに悪化すると外へ出たままになる状態になりかねません。
脱出を繰り返すと粘膜がこすれて出血や粘液、残便感が出やすくなり、薬だけでは改善しにくい段階になるでしょう。
いぼが戻りにくい、排便のたびに出る、下着が汚れるなら、注射療法や手術を含めて治療方法の確認が必要です。
強い痛みや硬いしこりがある
排便時に強い痛みがある、肛門まわりに硬いしこりがある場合も早めの受診をおすすめします。
外痔核や血栓性外痔核では、肛門の外側に血のかたまりができ、座る、歩く、うんちをする動作で強く痛む患者様も多いです。
痛みが強い状態で無理に押し込んだり、自己判断で潰そうとしたりすると、炎症や出血の悪化は避けられません。
急な腫れ、硬いしこり、座れないほどの痛みがあるなら、市販薬だけで様子を見ず肛門科で相談してください。
うんちの仕方に注意していぼ痔を改善

いぼ痔は、強いいきみ、長時間のトイレ、硬い便、下痢の繰り返しなど、うんちの仕方で悪化しやすい病気です。
自然な便意を待つ、トイレの時間を短くする、無理に出し切らない、やさしく拭くなどの工夫で、肛門への負担を減らせます。
ただし、出血、強い痛み、いぼの脱出、硬いしこりがあるなら、排便方法だけでは改善しにくいでしょう。
いぼ痔でうんちの仕方に悩んでいるなら、自己判断で我慢せず、早めに肛門科へ相談してください。
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